箱根ホテルのオムレツ

オムレツは、誰にでも作れるシンプルな料理ですが、
本当においしく、目にも美しいオムレツに仕上げるのは とても難しい……
そこで、歴史ある富士屋ホテルの伝統を受け継ぎ
オムレツを焼き続けて25年。
「オムレツの達人」といわれる箱根ホテルの小池料理長に
プレーンオムレツの作り方を教えてもらいました。

○ 材料【1人分】

たまご3個、牛乳15cc 塩ひとつまみ(指3本分) コショウ少々、 サラダオイル少々、バター1片 ※ホテルではバターを溶かした 上澄み(澄ましバター)を使用。

○ 作り方

  • 卵液を作る。ボウルにたまごを溶き、牛乳、塩、コショウを加えてさらに混ぜる。
    ※家庭では箸4本くらいでたまごを切るイメージで混ぜるとよい。
  • フライパンにサラダオイルを敷きバター片を加え、溶けかかったところにたまごを投入。
    ※フライパンはテフロンの18〜19cmのものを使用し、1人前ずつ作るとキレイに仕上がる。
  • やや強火でスクランブルエッグを作るように箸で素早くかき混ぜる。
    ※左手でフライパンを回すように動かしながら右手でかき混ぜると速度が上がってフワトロ感が増す。
  • 固まり出したらフライパンを斜めにして、隅のほうでまとめていく。
    ※富士屋ホテル伝統の作り方では、両サイドを折り込み円く仕上げている。
  • 上のほうに口が開いているので、最後にひっくり返してでき上がり。

○ 教えてくれた人

箱根ホテル 料理長
小池 智宏さん

料理人としてのスタートは箱根宮ノ下富士屋ホテル。その後、富士屋ホテルチェーンにて一筋に腕を磨き、再び宮ノ下富士屋ホテルのスーシェフを務めたのち箱根ホテルの料理長に就任。現在も朝のダイニングに立ち、オムレツの達人の技を披露している。

>> 箱根ホテル レストラン
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