●桃華樓 レシピ●
 
 

廣東焼売
「廣東焼売は、何よりも食感が大事なんです」と李さん。そのために、豚バラ肉や芝エビを混ぜ合わせた具は、粘りが出るまで何回も叩きながら混ぜ合わせます。この作業を丹念に行うことで、肉とエビの旨みが溶け込んでいくのです。「具を包むときは、指で輪を作った上にしゅうまいの皮を乗せてから具を詰め、中央に寄せるようにすると形がきれいに整いますよ」。
 

●廣東焼売

【材料:4人前】
豚バラ肉300g、芝エビ130g、シイタケ3個、鶏ガラスープ30g、塩2g、砂糖4g、しょう油、ショウガ、ごま油、コショウ少々、片栗粉10g、酒、ねぎ油、飛子適量、しゅうまいの皮25枚

【作り方】
1.ボウルに豚バラ肉、しょう油を入れ、手でこねながら混ぜる。2.1に鶏ガラスープを3回に分けて入れ、スープをなじませるよう叩きながら混ぜ合わせる。3.2をボウルから取り出す。4.ボウルに芝エビを入れ、叩きながら混ぜ合わせる。5.4に2を入れた後、塩、砂糖、ショウガの汁、酒、シイタケ、ねぎ油を入れ、さらに叩きながら混ぜ合わせる。6.5にショウガ、ごま油を入れ、混ぜ合わせる。7.味がしみ込むまで約30分寝かす。8.しゅうまいの皮に7を適量取り、具を包む。9.8に飛子を乗せたら蒸し器に入れ、強火で約10分蒸したらできあがり。

ここがポイント!
豚バラ肉と芝エビは、叩きながら混ぜ合わせることで粘りが出てより食感がよくなります。

 



 
【お店紹介】箱根の玄関口箱根湯本駅から徒歩3分。目の前には早川が流れ、雄大な山々を望む自然豊かな温泉リゾート「湯本富士屋ホテル」。館内1Fにある「中国料理桃華樓」では、本場香港の点心師が作る点心をはじめ、新鮮な海の幸や高級食材をふんだん使った本格的な広東料理が楽しめる。ボリュームたっぷりの週替わりランチやシェフランチは、訪れる人の舌を満足させる人気メニュー。

湯本富士屋ホテル 中国料理「桃華樓」
足柄下郡箱根町湯本256-1 TEL.0460-85-6111
【営業時間】昼食11:30〜14:00(土日祝祭日は14:30まで)、夕食18:00〜20:30(L.O.)

●SHOPのWEBサイト
●Spice! のWEBサイト
 



 
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  中国料理「桃華樓」
李 明佳 Meikai Lee
1962年香港生まれ。16歳のとき、香港で中国料理の世界へ。86年日本へ渡り、東京にある「留園」、「赤坂璃宮」で料理の腕を磨き、経験を積む。97年湯本富士屋ホテルにある中国料理「桃華樓」へオープンと同時に入社。「新しい素材を使って、おいしい料理を作り出していきたい」と点心師ならではのメニュー作りに余念がない。
 

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