●天山 レシピ●
 
 

薩摩軍鶏鍋
鶏から出るだしが効いたコラーゲンがたっぷり入ったヘルシーなお鍋。パイタンスープは、じっくりと煮込んでいるので、濃厚で味わい深いおいしさです。後から入れる軍鶏や骨付き肉も煮込むことで味がしみ、食感もより一層やわらかに。〆(しめ)の雑炊は、肉と野菜の旨みとともにいただきましょう。
 

●薩摩軍鶏鍋

【材料:2人前】
軍鶏肉180g、骨付き肉4個、キャベツ130g、しめじ50g、長ネギ40g、水菜20g、ごぼう25g(さきがけ)、焼き豆腐3/5丁(150g)、ゆず少々(せん切り)、しょうが適量、日本酒適量、白しょうゆ少々、塩少々、鶏ガラ&手羽先250g、水1500ml、ごはん適量

【作り方】
≪パイタンスープ≫1.鶏ガラと手羽先を湯通ししてから、水にさらしながら血合いなどを取り除く。2.1に長ネギ、しょうが、日本酒、水を入れて、弱火でアクを取り除きながら、約半日かけてじっくりとだしを取り、裏漉す。3.白しょうゆ、塩でうすく調味する。
1.それぞれ食べやすい大きさに切った肉、野菜類をパイタンスープに入れ煮込んでからいただく。2.最後(しめ)にごはんを入れ、雑炊にしていただく。

ここがポイント!
パイタンスープは、最初の量より1/3になるぐらいまで、じっくりと煮詰めましょう。

 



 
【お店紹介】8000坪の敷地と5ヵ所の自家源泉から、日量37万リットルもの湯が沸く天山湯治郷。天山の源泉群の一つになる74号源泉はPH9.3とアルカリ度が高く、軟水のため、箱根で初めて飲用泉の許可を受けているほど。敷地内の中庭を挟んだ別棟の1階にあるお食事処山法師では、季節限定の軍鶏鍋や、三河産のうな重など、滋養にこだわった料理が堪能できる。
天山 湯治郷
足柄下郡箱根町湯本茶屋208 TEL.0460-86-4126 
【営業時間】楽天11:00〜23:00(L.O.22:00)【定休日】無休

●Spice! のWEBサイト
 



 
天山湯治郷 小和田正夫
  天山湯治郷
小和田正夫 Masao Owada
1973年神奈川県生まれ。調理師学校卒業後、熱海や湯河原にある旅館の厨房で和食の修業を積む。湯河原では1年半ほど、料理長として腕をふるう。2008年5月より「天山湯治郷」内にある食事処「山法師」の料理長に就任。素材のよさを生かした天山ならではの“滋養料理”を提供している。
※お店の詳しい情報は「メディア・スパイス!」48号の誌面P7をご覧ください。
 

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