第41回
「It's Party Time 今宵、スペシャルなパーティへ」
表紙撮影の裏側大公開!!
毎回、様々なテーマに基づいて趣向を凝らしたビジュアルで構成されているメディア・ スパイス！の表紙。表紙を楽しみにしている読者の方も多いようです。
表紙の写真は出来合いのものを使うのではなく、実は毎回、撮影を行っているんです。
毎号、テーマを的確に且つ美しく表現するビジュアルを創り出すため、試行錯誤を繰り 返しながら究極のワンショットを求めて行きます。一体どんな風に表紙のビジュアルが 形になって行くのか、興味がありますよね。表紙撮影の裏側、すべてお見せします！
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今回のロケ地は平塚市の郊外の里山です。メディア・スパイス！はみなさんご存知のとおり「神奈川発！ 美的・快適マガジン」です。ロケ地も神奈川県内にこだわっています。こんなのどかな風景をどのようにしてスタイリッシュな表紙にしたのでしょうか？ |
メディア・スパイス！のブレーンの2 人を紹介します。左のジーンズの男性はカメラマンのジョームさん。メディア・スパイス！の表紙と巻頭の特集を創刊号から撮り続けています。真ん中の黒のパンツにグレーのジャケットの男性はメディア・スパイス！の編集長であり、表紙のビジュアルのイメージを監修する最高責任者のスギヤマサルさんです。巻末のコラム「湘南ブランチ」も彼が書いています。
これはロケハンをしているところ。モデルを何処に立たせて、カメラはどの方向から撮影するかなどを決めているところです。あいにくの曇り空のため、なかなか決まらないようです。 |
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いよいよロケを行う場所が決まりました。カメラマン、アシスタント、スタイリストにヘアメイク、現場にいる全員で撮影の準備です。イイものを創りたい。同じ目的を持ったクルー達なので、阿吽の呼吸で準備が進んで行きます。 |
| 移動に使うロケバスです。後部座席には衣装や小道具が目一杯詰まれています。１回の撮影でも衣装は数パターン用意されます。中のシートはレザーです。モデルがリラックスして撮影に臨めるようにと細かい気配りが感じられます。i-pod も必需品。リラックスタイムだけではなく撮影中もモデルのDJ気分を盛り上げるのに大活躍していました。 |
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モデルを入れて本チャンの撮影の前に、スタッフで仮に撮影をしてチェックします。普段はジョーム氏のアシスタントの役目なのですが、こだわりの人、スギヤ氏が自らモデルの立ち位置を決め、ヘッドフォンなどの小物の使い方やモデルのポージングなど、カメラマンと細かく詰めています。 |
いよいよモデルが入りました。スタイリストとヘアメイクが仕上げに入ります。
本物にこだわるメディア・スパイス！。よく見るとターンテーブルにはちゃんとコードもついています！
映らないところまでもリアルにこだわる。メディア・スパイス！のモノ創りには一切妥協がありません。
今回のモデルは日本語が全く話せませんでした。
しかしそんなことはスギヤ氏には全く問題ではありません。なんとボディランゲージを交えたイングリッシュでディレクションしています。
スギヤマサル、間違いない！！ |
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| 撮影が始まりました。乗せ上手なカメラマンのジョーム氏にあおられ、モデルは完全にDJ 気分♪。撮影は順調に進んで行きました。モデルのポーズやカメラのアングルを変え、どんどん撮影して行きます。表紙の１カットを決めるのに数十枚から１００枚くらいのカットを撮影します。真剣に、そして現場を楽しみながら撮影は行われています。 |
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三脚でカメラを固定しての撮影だったのですが、カメラマンのジョーム氏、ボルテージが最高潮に達しました！ ジョーム氏の十八番、カメラを手持ちに切り替えてのフリースタイルで臨場感のあるショットを狙っています（写真下）。ジョーム氏はかつて、大型台風が上陸したまさにその日、山奥でロッククライミングの撮影を成功させたり、メディア・スパイス！27号の表紙撮影では、体に重りを付けて自らプールに飛び込み、命懸けで水中からのショットを収めたりと数々の武勇伝を持つスーパーカメラマン。このフリースタイルもジョーム氏の鍛え上げられた強靭な肉体だからこそ可能な撮影方法なのです。 |
メディア・スパイス！の表紙撮影の裏側はいかがだったでしょうか？
たくさんのスタッフが同じ目的を持って、それぞれの仕事に魂を込める。そこに生まれる強烈なヴァイブスを少しでも感じていただければと思います。
今回も当初の予想を超える、ダイナミックでライブ感のある写真が撮れました。次回はお米の特集号の予定です。どんな１冊になるのか、次回もメディア・スパイス！と併せて、表紙撮影のメイキングもお楽しみに！！ |
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