●La Chansonレシピ●
 
 

ローズ
真っ赤なバラをイメージして作られたフィンガーフードは、ブリオッシュにビターチョコレートのパテ、フォアグラのムース、フランボワーズのジャムをサンド。周りにピスタチオをあしらい、最後に赤ワインゼリーをかけて、より鮮やかな赤を表現しました。「パティシエが作る料理ということで、ケーキのように見えるお菓子風のフィンガーフードを目指しました」とパティシエの荻野さん。口に入れると、ブリオッシュのバター風味とフォアグラの塩味、ほんのりとしたビターチョコの甘さとフランボワーズの酸味が、それぞれの個性を邪魔せずおいしさのハーモニーを奏でています。
 

●ローズ

●ブリオッシュ
【材料:7人前】強力粉75g、砂糖10g、塩1.7g、卵1個、水15cc、バター30g、イースト0.5g
【作り方】1.ボールに材料を入れ、ハンドミキサーの低速で約10分間混ぜ合わせる。2.1がやわらかくなったら、冷蔵庫に入れ、半日以上寝かす。3.冷蔵庫から2を取り出してからバラ型に入れ、約20分間発酵させる。4.3を220℃のオーブンで約10分間焼く。

●ビターチョコレートのパテ
【材料:7人前】ショコラノアール(ビターの板チョコ)150g、牛乳50cc、生クリーム20cc、バター35g
【作り方】1.鍋に牛乳と生クリームを入れ、沸騰させる。2.1にチョコレート、バターを加えて乳化させる。3.2を冷蔵庫に入れ冷やし固める。

●フォアグラのムース
【材料:7人前】フォアグラ50g、卵1個、生クリーム40cc、バター40g、塩、コショウ、ナツメグ各少々
【作り方】1.材料をミキサーに入れ、混ぜ合わせる。2.1をステンレスバットに入れ、85℃のオーブンで約20分湯せん焼きする。3.2を冷ます。

●フランボワーズコンフィチュール
【材料:7人前】生フランボワーズ50g(ブルーベリーなどのジャムでも可)、砂糖50g、赤ワイン少々
【作り方】1.鍋に材料を入れ、とろっとするくらいまで煮詰める。

●赤ワインのゼリー
【材料:7人前】赤ワイン100cc、砂糖25g、粉寒天2g
【作り方】1.鍋に赤ワインを入れ、沸騰させる。2.ボールに砂糖と粉寒天を入れ、混ぜ合わせる。3.1に2を入れる。4.3が温かいうちにブリオッシュに浸す。5.4をケーキクーラーに上げて、冷ます。

※各具材ができあがったらブリオッシュを半分に切り、1つを土台にして、その上にビターチョコレートのパテ、フォアグラのムース、フランボワーズコンフィチュールをのせ、残りのブリオッシュでサンドする。フォアグラのムースサイドにピスタチオをあしらってから、赤ワインのゼリーをかけたら、できあがり。

ここがポイント!
赤ワインのゼリーでは、砂糖と粉寒天を同時に入れないと玉になるので注意!市販のブルーベリー、いちじくのジャムがフランボワーズの代用としても使えます。

 



 
【お店紹介】地元の鎌倉野菜や地場で獲れる魚介や品質にこだわった肉などを使った料理が魅力。シェフの斬新なアイデアから生まれる料理の数々は、どれも味わい深いものばかり。アンティークのインテリアで統一された落ち着いた店内には、心地よい音楽が流れ、大人の上質な時間を過ごすのにぴったりな空間が広がっている。
Bistro La Chanson Delicatessen DeliXXu(ビストロ ラ・シャンソン)
鎌倉市常盤959-8 TEL.0467-40-6647
【営業時間】<ビストロ>ランチ11:30〜14:30(L.O)、14:30〜23:00(L.O)まではアラカルト営業 <デリ>10:00〜22:00  ※無料送迎サービスあり(詳細はお問い合わせください)

●SHOPのWEBサイト
●Spice! のWEBサイト
 



 
Bistro La Chanson Delicatessen DeliXXu(ラ・シャンソン) 荻野昌子 Masako Ogino
  Bistro La Chanson Delicatessen DeliXXu(ビストロ ラ・シャンソン)
荻野昌子 Masako Ogino
神奈川県生まれ。設計師として働いた後、子供の頃からの夢であったパティシエを目指し、渡仏。お菓子料理全般を学ぶため、パリにあるフェランディ校に入学。通学しながら「オーベルジュアデレ」「ル・ヌーヴィーエムアート」で住み込みで働き、出会ったシェフの技術の素晴らしさに感銘を受ける。帰国後、平塚のパティスリー「葦」を経て、2009年3月より「Bistro La Chanson」のパティシエに。「自分の中で思い描くスイーツを表現していきたい」と、女性ならではの感性が光るスイーツを作りに余念がない。
 

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