●イル キャンティ ビーチェ レシピ●
 
 

鰯のオイル煮
「じっくりと煮込んであるので、鰯は骨まで食べれるほどやわらかいですよ」と荒木シェフ。すっきりとしたローズマリーの香りとトマトや白バルサミコ酢の酸味が効いたソースと絡め、薄切りトマトと一緒に口に入れると、豊かな味わいが広がります。鰯はオリーブオイルに浸かっている状態であれば、冷蔵庫で約1週間は保存できるので、作り置きにも便利。
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左から、プロセッコ・ヴァルドッビアーデネ・ブリュット、タンカ・ファッラ・アルゲーロ、キアンティ、フラスカーティ・スペリオーレ・セッコ、ヴェルディッキオ・クラッシコ・スーペリオーレ。フルーティな風味のEXバージンオイルを使った料理は、華やかな香りのワインとよく合います。
 

●鰯のオイル煮

【材料:6人前】
≪鰯のオイル煮≫鰯1kg、A{ローリエ3枚、タイム、ホワイトペッパー(ホール)、オリーブオイル適量(※オリーブオイルは鰯が隠れる量が目安)}、塩少々、トマト1/2個、パン粉適量、ローズマリー1枝
≪ソース≫EXバージンオイル、白バルサミコ酢適量(※EXバージンオイル3、白バルサミコ酢1の割合)、B{トマト、レモン(果肉)、グリーンペッパー、イタリアンパセリ適量}、塩少々

【作り方】
1.鰯の頭と内臓を取る。2.1の鰯とAを鍋に入れ、沸騰させる。3.2を100℃のオーブンに入れ、約3時間煮込む。4.3を器にとりトマトの薄切り、パン粉、ローズマリーを乗せて、パン粉に焦げ目が付く程度までオーブンで焼く。5.みじん切りにしたBをEXバージンオイル、白バルサミコ酢、塩で混ぜ合わせ、ソースを作る。6.4に5をかけたら、できあがり。

ここがポイント!
オーブンで煮込む温度は、100℃の低温でじっくり煮込むのがコツ。油がプツプツする程度が目安です。高温にするとから揚げになるので注意!



 



 
【お店紹介】国道134号線沿いの海側にある海岸が目の前に広がるロケーション。選び抜かれた旬の食材を使って作り出されるイタリアンベースのオリジナル料理の数々は常時90種類を超え、どれもボリュームたっぷり。グループで訪れて取り分けながら味わうのがおすすめ。金曜日は、プロのミュージシャンによるライブやマジシャンによるテーブルマジック(毎月最終金曜のみ)も必見。

iL CHIANTI BEACHE(イル キャンティ ビーチェ)藤沢市片瀬海岸2-20-3 TEL.0466-26-0234
【営業時間】11:00〜23:00(L.O.22:00)【定休日】なし ※駐車場:200台(2時間無料)

●SHOPのWEBサイト
●Spice! のWEBサイト
 



 
シェフ 荒木久善
  イルキャンティビーチェ
荒木久善  Hisayoshi Araki
神田・小川町の「ミオポスト」ほか、さまざまな経験を積んだ後、2004年、「イルキャンティビーチェ」にチーフとして就任。「湘南で季節の素材探しの楽しさに目覚めた」というシェフは、驚きやボリューム感も大切に、従来のイタリアンにとらわれず自由な感覚で腕をふるう。現在はドルチェも担当。
 

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