●オーベルジュ・オー・ミラドーレシピ●
 
 

海の幸を添えた アスパラのブラマンジェ仕立て
野菜の淡白なさわやかさと豊かな旨みの魚介。アスパラのブラマンジェと一緒に味わうと、さっぱりした風味ととろっとした食感が同時に楽しめます。「ブラマンジェを白ワインで香り付けしたり、盛り付け時にスプーンですくったウニやキャビアを乗せたアレンジも可能です」と勝又シェフ。お客様を招く特別な日の料理として、覚えておきたい一品です。
 

●海の幸を添えた アスパラのブラマンジェ仕立て

【材料:3人前】アスパラ200g、板ゼラチン6g、生クリーム70cc、塩コショウ適量、カニ足肉1本、白ミル貝6切れ(ひと口大)、スモークサーモン3切れ、貝柱3ティースプーン、サラダ用の葉野菜(セロリ、アサツキ、ハツカダイコンなど)、香草適量、レモンドレッシング30cc

【作り方】1.アスパラの頭部を1/4残し、ピューラーで皮をむいた後、塩を入れた湯の中でボイルしてから冷やす。2.1をミキサーに入れ、ピューレを作った後、ボウルに入れて取り置く。3.板ゼラチンを水で戻した後水を切り、鍋に入れ火にかけて溶かす。4.2のボウルを水にあて、そこに溶けたゼラチンを温かい状態で入れ、クリーム状になるまで冷やす。5.4に6分立てにした生クリームを加え、塩コショウで味を調える。6.5を適当な大きさの型に入れて冷蔵庫で冷やし固める。7.6を皿に盛り型をゆっくり取る。8.ブラマンジェの上に、生の状態を残して少しだけ火を入れたカニ、白ミル貝、サーモン、貝柱をレモンドレッシングで和えて盛り付ける。9.アスパラの頭部、香草、サラダ用の葉野菜を美しく飾る。

ここがポイント!
アスパラは、質が悪いと筋が多いので、新鮮でやわらかなものを選ぶようにしましょう。

 



 
【お店紹介】四季折々の風景が楽しめる箱根・芦ノ湖にあるオーベルジュ(日本初の宿泊施設付きフランス料理店)。オーナーシェフを務めるフレンチの巨匠・勝又登氏が地元の食材を使い、旬の味覚にフランスのエスプリを効かて創り出す料理は、贅沢な味わい。1日2組限定のウエディングは料理はもちろん、行き届いたきめこまやかなサービスで、主役の二人だけでなくゲストの人々へも幸せな時間へ誘ってくれる。
オーベルジュ・オー・ミラドー
足柄下郡箱根町元箱根湖尻159-15
TEL.0460-84-7229

●SHOPのWEBサイト
●Spice! のWEBサイト
 



 
勝又登 Noboru Katsumata
  勝又登 Noboru Katsumata
1946年静岡県生まれ。1963年に料理の世界に入り、69年渡欧。オランダ、パリ、ニースで修業の後、帰国。73年「ビストロ・ド・ラ・シテ」(東京・麻布)、78年「レストランオー・シザーブル」(六本木)を開店後、86年、箱根の芦ノ湖を望む高台に日本初のオーベルジュ「オー・ミラドー」を開業。その後、パーティダイニングを備えた別館「パヴィヨン・ミラドー」、バリをテーマにした「コロニアル・ミラドー」をオープン。新しい食の提案をコロニアルフレンチという形で実現する。地元の食材と巧みな技が織りなす料理の数々は、人々を魅了し続けている。
 

閉じる
Copyright by A.D.PLANT.INC